皺眉筋
皺眉筋は眉間を中心に眉毛にそって横向きに走っています。なぜこの筋肉があるか意味はわかりません。
むしろこの筋肉のせいで年をとると眉間に深い縦しわができてしまい、いやがられます。
しかし、ボトックスという注射ができてこの筋肉の動きを簡単に止めることができるようになりました。
患者さんの中には、注射では一時的にしか止められないから意味がない、という人もいます。
この筋肉の動きを永遠になくそうと思うと手術になりますが、結構大変です。

頭のてっぺんから前額の皮膚をむいて右側の皺眉筋を見ています。(筋肉の下に青いシートが敷いてあります)
こんなに小さい筋肉ですが、切除しようと思うとこんな感じで筋肉をとることになります。
ボトックスと手術、どっちがいいですか?
- [2008/04/21 22:41]
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ボトックスの真実2
前号の続き
FDAによると、ボトックスの死亡例は脳性まひの小児で、四肢の痙性の治療に用いられた例である。しかし、このような使用はアメリカでは認められておらず、このような使い方をした小児の例で死亡がおきたとのこと。
FDAによると大人ではボトックスによる死亡例の報告はなく、いくつかの副作用の報告は過量投与に関係しているとしている。
FDAの神経学的薬物部門の室長のRussell Katzによれば、しわ治療でボトックスを使用した例で、死亡例はない、(ボトックス治療によるものかどうかはっきりしないが入院例が1例ある)とのこと。
しかしボトックスの活性型の分解産物は従来考えられていた以上に、注射部位から離れたところの筋肉(たとえば下肢に注射したものが呼吸筋に影響する)に作用する可能性があるとしている。
先に消費者団体から報告されたボトックスによる16例の死亡例について、現時点ではFDAの見解と一致していないため、製造会社にデータの整合性の再検討をもとめた。
以上、知りえた範囲で言えることは、ボトックスをしわ治療で用いる場合その量は非常に少ないため重篤な副作用(嚥下困難やそれによる肺炎、死亡)が起こることはまず考えなくてよさそうです。大量に使用する場合は、呼吸筋への影響を考慮する必要がありそうですが、どれぐらいの量で死亡例がおきたか、もう少しデータを検討する必要がありそうです。
以上
- [2008/03/20 00:29]
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ボトックスの真実
ボトックスは美容治療でポピュラーな存在です。
| ちなみにボトックス(ボツリヌストキシン)とはボツリヌス菌が産生する神経毒素で、 筋弛緩作用があります。表情筋が原因となってできるシワ(眉間・おでこ)などに薬剤を注入し、 筋肉を麻痺させて表情ジワの改善をしていきます。もともと、 顔面神経麻痺などの治療に用いられていた安全性の確立された医療技術で、ボトックス注入に使われる薬剤は、FDA (米国食品医薬局)の認可を取得した安全なものです。
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ところが今年の2月8日にFDAからこのボトックスに関する緊急レポートが発表されました。

内容は、「ボトックス使用で16人の死亡例が報告された」ということです。このあと数日経ってから、国内のさまざまなサイトがこの話題を取り上げ、中にはボトックス使用の危険性をやや強調するような論調のサイトさえありました。
患者さんからも何件かこのことで問い合わせがありましたので、FDAのリポートを確認してみました。
FDAのサイトでは、この2月8日付のレポートはすでに削除されており実際に確認することはできませんが、アメリカのいろいろなWEBサイトで今回のFDAのレポートについて詳しく書かれていたのでそれをもとに真実は何かを調べてみました。
詳細は次号へ
- [2008/03/17 09:41]
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