スポンサーサイト
八事石坂クリニックの手術メニュー 4
ところが時々この手術によって術後に皮下出血が生じ、それが原因で術後まぶたが長く腫れることがあるようです。
そういった患者さんに手術と術後の経過を詳しく聞いてみると、わからないくらいの狭い二重を希望したにもかかわらず術後腫れてしまったとのことです。よく見るとまつ毛の付け根から5mmぐらいの所に埋没糸が見られます。
解剖学的に上眼瞼のちょうどこの辺りに上眼瞼動脈弓があり術中にこの動脈を刺してしまったことが皮下出血の結果だと思われます。切開法や眼瞼下垂の手術をしたことのある術者だと時々この動脈からの出血を経験します。
この動脈は直径1mmにも満たない細いものですが、切ると結構勢いよく出血します。切開法だとすぐに止血することができますが、埋没法では止めようがありませんので、術後のひどい皮下出血になってしまいます。
患者さんは術後にばれないように目立たない狭い二重にしようと思ったことがかえって裏目に出てしまう、という皮肉な結果になります。
これを防ぐには、埋没糸を埋め込む位置を少なくともまつ毛の付け根から6mm以上離すことで防ぐことができます。(個人差はあります)
埋没法は、あまり広くとるのも問題がありますが(10mmぐらいが限界・・)、狭すぎる(5mm以下)のも術後に思わぬトラブルにあう可能性が高くなります。
経験からいうと幅7〜8mmぐらいが一番安定した結果が得らると考えます。(ただし個人差はありますのであしからず)
- [2011/12/25 21:39]
- 二重まぶた修正手術 |
- トラックバック(0) |
- コメント(1) |
- この記事のURL |
- TOP ▲
八事石坂クリニックの手術メニュー 3
埋没法は、糸を入れるのは簡単ですが、これを抜去するのは数倍難しいことがあります。
1本の糸を入れるのは5分で終了できますが、抜去するのには30分以上、時に1時間近くかかることがあります。
しかし、最近は埋没糸抜去の経験を積んできて私なりの「こつ」のようなものがわかってきました。
抜去するのに糸を見ようと思ってこれを持ち上げようとすると抜去できません。糸は持ち上げることができないことが多いのでもち上げずに摂子で糸をつかんだ感触をもう一方の指で感じるとるのが「こつ」です。
この方法は「アプトス」の抜去時にも応用できます。いまのところ抜去率100%です。
- [2011/12/24 21:37]
- 二重まぶた修正手術 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- この記事のURL |
- TOP ▲
八事石坂クリニックの手術メニュー 2
まぶたの修正手術も回数を重ねるとどんどん難しくなります。患者さんにはピンと来ないかもしれませんが、たとえ1回の「埋没法」の術後でも、切開してみると中は「瘢痕」がしっかりできていて「癒着」がおきています。(だから二重になるわけですが・・)
上瞼は厚さが5〜7mmぐらいのものですが、ここに結膜、筋肉、筋膜、脂肪、皮膚などがひしめき合っています。切開手術の場合は、これらを全部はがして同定することから始まります。要するにリセットするということです。しかし癒着しているとこれがたいへん難しい。
この癒着具合は、クリニックによっても微妙に違います。たとえばKクリニックの術後は癒着がひどいとか、Sクリニックの埋没糸は縛り方がきついとか、Oクリニックは癒着が少ないとか、Mクリニックは皮膚の瘢痕がすごいとか、Tクリニックは癒着している層が左右必ずちがうとか、いろいろです。面白いことに、同じクリニックからこられた患者さんは同じような癒着や瘢痕ができています。
一度、「埋没法」の術後の修正手術をひきうけて、皮膚を切開したときに埋没の糸の結び方から「あなたSクリニックで手術を受けたでしょう?」:患者さん「えっー、なんでわかるんですか?」ということもありました。
時々、まぶたの修正手術で非常に難渋するケースもあります。
- [2011/12/23 21:35]
- 二重まぶた修正手術 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- この記事のURL |
- TOP ▲
八事石坂クリニックの手術メニュー1
2度も痛い思いをする患者さんにとっては大変ですし、申し訳ないと思いながらも、修正手術は我々にとって非常に勉強になります。
上まぶたの切開手術や眼瞼下垂手術は、基本手技の確立した手術ですが、患者さんが希望する瞼は一通りではありません。さらに上まぶたは個人差が多いので、スタンダードな手術ですべての患者さんに対応できるわけではないのです。
不幸にして初回手術で満足が得られなくても、逆にそれによって患者さん本人が本当に希望するものがはっきりすることがあります。「最初はこう思っていたけど、本当はこうなりたかった」ということがはっきりすれば、初回手術は失敗ではなくつぎへの重要なステップになります。
- [2011/12/22 21:32]
- 二重まぶた修正手術 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- この記事のURL |
- TOP ▲
ブログも引越しました
新HPアップに伴いブログも引越をすることになりました。
HPの中に院長ブログとして組み込まれています。新しいブログはこちら。
過去のブログ記事もすべて新しいブログで見ることができます。
よろしくお願いします。
- [2010/04/18 09:09]
- 未分類 |
- トラックバック(0) |
- コメント(1) |
- この記事のURL |
- TOP ▲
報告2
その関係で旧ホームページは見ることができなくなっていますが、そこから新ホームページのアドレスをクリックすることでジャンプできるように現在作業中です。
それまではこちらから新ホームページをご覧になってください。
よろしくお願いします。
新ホームページはこちら
- [2010/03/20 17:26]
- 未分類 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- この記事のURL |
- TOP ▲
報告
とりあえずこちらに書きます。
解り次第こちらで報告します。
- [2010/03/19 23:23]
- ふと思うこと |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- この記事のURL |
- TOP ▲
メインテナンスの重要性
わたくし事になりますが、現在ひと月に1回のペースで近所の歯医者さんで「メインテナンス」を受けています。
歯垢チェック(かなり厳密にチェックされます)のあとに簡単なブラッシング指導、そして口腔ケアをしていただいています。
かれこれ8年ぐらいになりますが、このメインテナンスを始めてから虫歯が新たにできることは一度もなくなりました。
私は幼少時のオーラルケアがなっていなかったせいで虫歯の治療痕が多く、メインテナンスを受ける前は1年に1回ぐらい治療のやり直しをしていました。
虫歯になる前の予防も大事ですが、虫歯を治療したあともそれで終了してしまうのではなく定期的にメインテナンスをしていくことが重要であることを痛感しています。
美容外科の分野でも同じことがいえるのではないでしょうか。
しみの治療ではいったんしみが消えても、そのあとも簡単なメインテナンスをしていくことではるかに少ない労力でしみの再発予防をすることができます。
顔のたるみもフェイスリフトしたら、それで終了と考えるのではなく、その状態をメインテナンスすることも重要ではないかと考えています。
- [2010/03/18 12:12]
- アンチエイジング治療 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- この記事のURL |
- TOP ▲
真実の情報
最近の患者さんは、美容外科に関する知識がとても豊富です。我々医療関係者より詳しいこともまれではありません。
ネットの普及により患者さんにも簡単に情報を手に入れることができるようになったからと思います。ネット社会では、新しいと思われている医療情報などそれこそ瞬間に伝わります。文字通り全世界規模で瞬く間に情報は伝えられていきます。
極端にいえば、一般にネットで書かれている情報レベルには我々の存在価値などないにひとしく、我々医療従事者が実際に経験したことに基づいた事実から発せられる情報だけが我々に存在価値を与えているものと考えられます。
ネット社会が一般的になった今、患者さんは本能的にこういった情報の「仕分け」を行い真実の情報を拾い上げているのではないか、と思うのです。
そうであれば、われわれ情報の発信側は何をすればいいかはとてもはっきりしています。
患者さんと我々医療従事者を分けるものがあるとすれば、それは我々の多数の患者さんの治療経験でしかありません。
誰ひとりとして同じ人がいるわけではない多数の患者さんの治療をしていく中で、一つ一つの経過・結果をきちんと記録整理しそれを積み重ねていく、そしてひとつの考え方を確立していく、といったプロセスを毎日毎日積み重ね、そしてひとつの結論を導き出しそれを情報発信していく、ということです。
今回の新しいHPはこういった観点から全ページを最初から作りなおしてみました。どのページもほとんど自分が原稿を考え書いたものです。どこのクリニックのHPでも書かれているようなことはできるだけ簡単に書き、私自身が実際の臨床経験で解ったことや行っていることに重点をおいて書いてみました。
- [2010/03/17 23:00]
- ふと思うこと |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- この記事のURL |
- TOP ▲
まぶたの機能解剖
二重の相談を多くうけるようになりました。
患者さんは、うちのクリニックのHPやこのブログをみてカウンセリングに来られる方がほとんどです。
ここに書かれていることはここ数年の経験から解ったことで近々学会発表しようと思っている眼瞼(まぶた)の機能解剖が中心になっています。
まぶたの機能の中心は、眼瞼挙筋にあるわけですが、その腱膜についての理解を深めると手術が断然やりやすく、結果も安定してくることを日々実感しています。
修正手術においても、この観点から手術をしてみていくとなぜ予期せぬ結果になってしまったかが比較的理解しやすいことも実感できます。
逆にいえば、私のとってここ数年でまぶたについて解ったことといえばやっとそれだけのことにすぎません。それだけのことで眼瞼機能すべてを語りつくせるはずではありません。もっと深く理解しなければいけないことはたくさんあると思います。
私がまぶたの手術が上手でどんな手術でもできると思って相談に来られる方もいらっしゃいますが、それは大きな誤解ですのであしからず。
- [2010/03/16 23:46]
- 二重まぶた修正手術 |
- トラックバック(0) |
- コメント(0) |
- この記事のURL |
- TOP ▲
